科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

「カセイケン」発足、本音で語るハラスメント

 平素よりメルマガ「サイエンス・コミュニケーション・ニュース」をお読みくださりありがとうございます。


 この度私たちは一般社団法人「科学・政策と社会研究室(愛称カセイケン)」を立ち上げました。10月4日付で登記されました。


 NPO法人サイエンス・コミュニケーション退会から9年あまり。これまで私たちは「サイエンス・サポート・アソシエーション(SSA)」というグループとして活動してきましたが、活動をより充実したものにしていくために、一般社団法人を作ることにしました。


 グループとしてのSSAは残しつつ、法人格が必要な活動に関してはカセイケンが行なっていくことになります。


 メールマガジンの発行は引き続き行なってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


 ホームページの整備等整いましたら、また追ってご連絡いたします。当面はこのブログにて情報をお伝えします。


★本音で語るハラスメント ~ 今のままでいいんですか? ~

https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/141/

https://m.facebook.com/honne2018/


 2006年からサイエンスアゴラで開催してきた「本音で語る」。今年のサイエンスアゴラ2018では、ハラスメントを取り上げます。


 2018年11月11日日曜日の13時から16時まで、お台場のテレコムセンターで行います。


 追って内容をご紹介していきます。関心のある方はホームページをご覧ください。


★科学技術・学術政策研究所「サイエンスマップ2016」報告書の公表について

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/10/1409954.htm


★サイエンスマップ2016[NISTEP REPORT No.178]の公表について

http://www.nistep.go.jp/archives/38290


 重要資料。日本の研究者が関わる研究領域の割合が分かります。


★定例記者会見における中西会長発言要旨

2018年10月9日

http://www.keidanren.or.jp/speech/kaiken/2018/1009.html


新卒一括採用 転機に 経団連、ルール廃止発表

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36281670Z01C18A0MM8000/


就活指針廃止:経団連会長「ルール作り、反省が強い」 

https://mainichi.jp/articles/20181010/k00/00m/020/100000c


 経団連が新卒一括採用を廃止。これは博士号取得者にとってどのような影響を与えるでしょうか。


★「博士は就職できない」に変化の兆し 理系採用戦線

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36273030Z01C18A0000000/


ポスドク1万人支援計画

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36413130S8A011C1TM1000/


 その博士号取得者の就職の動向には変化の兆しが。文科省が行なっていたポスドクキャリア事業などの地道な取り組みが功を奏してきたようです。


 しかし課題ももちろんあり、修士課程修了者の博士課程進学率は低迷したままです。


 新規人材の参入が鈍化しているのが、日本のいわゆる「研究力」低下にもつながっているわけです。


★平成30年度に行った評価の結果

http://www.mext.go.jp/a_menu/hyouka/1408974.htm


★「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申(案))」に関する意見公募手続の実施について

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/10/1410039.htm


★2018年度 就職・採用活動に関する調査結果について(速報版)

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/10/1410009.htm


★平成30年度世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の採択拠点の決定について

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/10/1410033.htm


 北海道大と京都大が選ばれています。


★平成30年度科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」の公募結果について

http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1407263.htm


★論文はだれのものか(下)知的資産 やまぬ海外流出

名大特別教授・野依良治氏 魅力ある英文誌を日本で

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36410180S8A011C1TJM000/


★粗悪学術誌:「ハゲタカジャーナル」に名大と新潟大が対策

https://mainichi.jp/articles/20181010/k00/00m/040/164000c


 私がコメントしています。


★複数医学部、入試で男女に差を設定 大学名は明言せず

http://www.asahi.com/articles/ASLBD36HFLBDUTIL00M.html


医学部不正入試、順大と昭和大でも疑い

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36461310T11C18A0CC0000/


不適切入試「ない」→「不正の認識なかった」

http://www.asahi.com/articles/ASLBH5K0ZLBHUTIL03B.html


医学部入試:昭和大13年から操作 不正認識なく

https://mainichi.jp/articles/20181016/k00/00m/040/115000c


医学部入試

昭和大生「おかしい」 「見直す必要ない」も

https://mainichi.jp/articles/20181016/k00/00m/040/118000c


医学部不正入試

差別、広がる不信 受験生「ショック」

https://mainichi.jp/articles/20181013/ddm/041/040/100000c


 パンドラの箱が空きました。公然の秘密だった差別が明らかになりつつあります。


 これを機にしっかりと膿を出しきるべきであり、56歳女性が不合格になった群馬大の事例を含め、しっかりと調査すべきです。


ソユーズでエンジン異常、飛行士緊急脱出し無事

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181011-OYT1T50118.html


ロシア宇宙船ソユーズ、打ち上げ失敗、飛行士2人は脱出

https://www.sankei.com/life/news/181011/lif1810110049-n1.html


ソユーズ打ち上げ失敗の衝撃 宇宙基地の運用に懸念

https://www.sankei.com/life/news/181011/lif1810110050-n1.html


宇宙飛行士を運べず…ISS「無人運用」も

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181012-OYT1T50105.html


ソユーズ事故、野口さん搭乗影響も…文科相懸念

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181012-OYT1T50053.html


「日本人宇宙飛行士、安全確認して搭乗」 ソユーズ失敗でJAXA理事長

https://www.sankei.com/life/news/181012/lif1810120028-n1.html


「飛行士無事、ほっとした」 ソユーズ失敗で宇宙飛行士の金井宣茂さん

https://www.sankei.com/life/news/181012/lif1810120015-n1.html


Russian space agency to investigate Soyuz rocket crash

https://www.nature.com/articles/d41586-018-07021-9


 宇宙旅行の派手な話題がニュースになっていますが、ソユーズの事故は深刻です。


★Surging R&D spending in China narrows gap with United States

https://www.sciencemag.org/news/2018/10/surging-rd-spending-china-narrows-gap-united-states


★Japan needs gender equality

http://science.sciencemag.org/content/362/6411/133.full

 

 サイエンス巻頭言。


★なぜ女子に家賃補助? 東大男子が知らない進学不平等

http://www.asahi.com/articles/ASLBC6335LBCUUPI003.html


★少ない女性研究者、男性にも原因 室伏きみ子氏

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36414240S8A011C1KE8000/


ノーベル財団は、性別や人種に左右されない「平等な」ノーベル賞の実現に向け、さらに努力すべきだ。

https://www.nature.com/articles/d41586-018-06951-8


ノーベル賞の女性割合、科学的専門分野では受賞者中わずか3%(記事紹介)

http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=10819


★科学技術立国、衰える基盤 伸び悩む資金・細る人材

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36429490S8A011C1000000/


★異見交論57 「人社系の逆襲」池田 潤氏(筑波大学執行役員)・森本行人氏(URA)

http://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/jitsuryoku/iken/contents/57-ura.php