科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

高等教育

文科省「大学改革実行プラン」の「衝撃」

メルマガScience Communication News http://sci-support.org/?page_id=27掲載ニュースです。【ひとこと編集後記】 - ■先週は大学絡みの話題が多かったように思います。まず、話題になったのは文科省の「大学改革実行プラン」 http://www.mext.go.jp/b_menu/…

大学院の価値

ふとみた新聞のほんの小さな記事だったが、衝撃は大きかった。コマツ、大卒技術系の初任給を院卒と同額に上げ 日本の製造業では、専門知識を学んだ理系の修士課程修了者を待遇面で優遇するのが一般的。だが同社は入社後に触れる知識が実際の開発、製造現場で…

入試問題漏洩事件が明らかにしたもの

まさか…しばらくしてとうとう… そんな気持ちだ。 京大で入試問題が試験時間中にネットに書きこまれたという事件を聞いたときの感想だ。 折しもその日、情報流出を扱った番組がNHKで放送されていた。 http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/110226.html あ…

大学院はどうなる?

大学分科会(第94回) 配付資料(2011年1月19日)の中に 資料2 グローバル化社会の大学院教育(答申案)〜世界の多様な分野で大学院修了者が活躍するために〜 (PDF:1635KB) が含まれていた。博士課程も含めた大学院のあり方に対する答申であり、重…

博士は募集停止にすべき…衝撃の提言

職業としての大学教授 (中公叢書)作者: 潮木守一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/10/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (16件) を見る著名な教育学者、潮木氏がいうのだから、説得力がある。こういうことをいう人…

補正予算の見直し情報

情報が入り次第ご紹介します。補正、各省庁の主な見直し内容 http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100601001054.html 予算額1兆3174億円の21%に当たる2814億円を削減。最先端の科学技術研究を支援するため研究者に配分する「先端研究助成基金…

人材を生かす投資

いまだ補正予算の見直し内容が発表されず、どうなるのか不明だが、10月7日発表という話もある。政府、補正見直し7日に公表=鳩山首相「一層の努力必要」 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009100500563はたして留学や理科教育関連が見直されるのか、最…

研究者海外派遣基金、一時執行保留が指示される

研究者海外派遣基金が補正予算の見直し対象になるかが話題になっていましたが、9月29日付で、日本学術会議から上記の文章が配布されました。はてなのfotolifeの都合であんまりよい画像ではありませんが、ご覧ください。対象者の発表が延期されています。まだ…

補正予算見直し、将来への投資は減らすな

本ブログに書いたこととかなり重なりますが、メールマガジンに以下のような巻頭言を書きました。【補正予算見直し、将来への投資は減らすな】深島守 鳩山首相が10月2日までの補正予算見直しを指示した。10月2日までに報告指示 鳩山首相補正予算執行の是非 ht…

民主党にメールを送りました。

民主党に以下のメールを送りました(抜粋)。 9月23日のニュースで、文部科学省が研究者海外派遣基金224億円や学校の理科設備費43億円の見直しを提示したことを知りました。http://www.asahi.com/politics/update/0923/TKY200909220259.html将来の人材…

各党マニフェスト評価

深島守(NPO法人サイエンス・コミュニケーション) NPO法人サイエンス・コミュニケーションでは、過去3回の選挙に際し、マニフェスト比較を発表した。2007年参院選 http://d.hatena.ne.jp/scicom/20070715/p12005年総選挙 http://scicom.jp/document/manifes…

日本共産党新政策

●「世界一高い学費」を軽減し、経済的理由で学業をあきらめる若者をなくすために http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-04-17/2008041704_01_0.html

日経新聞1月7日 相澤益男氏の見解

●大学院 量より質を 国際競争力強化へ ポスドクを戦力に 総合科学技術会議議員 相澤益男 日本経済新聞 2008年1月7日▼大学院生が研究補助者になっていると指摘。ポスドク問題についても言及。大学院の博士課程が克服すべき課題として1)博士の質の国際的通用…

日経BTJジャーナルにてマニフェスト比較公開

先ほど発行されたウェブマガジン、日経BTJジャーナル9月号に、私が書いた、参院選マニフェスト比較の記事が公開された。15ページから17ページに記事が掲載されている。 こちらから9月号がダウンロードできる(pdfファイルで8メガもあるが…)。 内容は、こ…

東大文学部に博士が少ない理由

今週の週刊新潮になかなか面白い記事が出ていました。 『「小谷野敦」がブログで暴いた東大文学部には「博士が少ない」』という記事です。 小谷野氏のはてな日記「猫を償うに猫をもってせよ」の8月17日の記事「東大文学部白書」を紹介していて、博士号ない人…

【教育予算の拡充】 先進国並みの教育費を確保するとともに、教員数を大幅に増やし、きめ細かな学校教育を展開する。 所得に応じた奨学金制度の拡充を図るとともに、学力やスポーツに秀でた青少年・学生に支給する奨学金制度を創設する。 障害者・児が保護者…

2.就学援助制度や奨学金・育英制度を拡充して教育の機会均等をすすめます。高等教育の無償化を目指します。私学助成を拡充し、公私間の学費の格差を縮小させます。

2、大学の基盤的経費を充実し、大学間格差をただします わが国の大学・大学院は、学術の中心を担い、地域の教育、文化、産業の基盤をささえる役割をはたしています。大学改革への国の支援は、こうした大学の役割にふさわしいものであるべきです。 国立大学法…

14. 高校・高等教育の無償化 高等学校は、希望者全入とし、無償化します。 すべての人が、生まれた環境に関わりなく、意欲と能力に応じて高等教育(大学・大学院等)を受けられるよう、国際人権規約に基づき、高等教育の無償化を漸進的に導入し、奨学金制度…

(3)学生全員に奨学金を貸与 ■有利子奨学金の月額貸与限度額を10万円から12万円に引き上げます。また奨学金返還時には、返還額の利子相当額を税額控除できる制度を創設します。 ■現在の奨学金制度について、各大学ごとの採用枠を撤廃し、1次募集の段階…

6、国際競争力に富む個性豊かな高等教育の展開 国公私立大学の競争的な環境を整備し、世界的に魅力ある大学院教育や海外有力大学との連携など各大学の改革を支援する。産学や大学間の連携を推進し、大学・高等専門学校を「地域の知の拠点」とする。7、特色あ…

●経済財政諮問会議 http://www.keizai-shimon.go.jp/▼第16回会議(平成19年6月4日) (1) 教育再生(大学・大学院改革を中心に)について (2) 少子化対策について (3) 「基本方針2007」に向けて▼配布資料 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2007/0604/age…